2018年9月からルアー釣りを本格的にやり出して試行錯誤しながらもシーバス、メバル、アジ、カマス、青物、太刀魚、アオリなどショアからルアーで狙える魚は色々釣ったかなーと思っています。
このカテゴリはこれからルアー釣り始める人のために少しでも参考になればと思い書いています。
正直、私自身まだまだ理解できてないこと、疑心暗鬼になっていることいっぱいあります。(例えばルアーの色で釣果変わるのかとか?)そのため、私が理解し納得しているものが中心の記事になってしまいますが、何かの参考になれば幸いです。
ルアー釣りやるにしてもどこから手をつけて良いのか?恐らく一番最初に悩むポイントだと思います。周りにルアー釣りをしている人がいれば良いですが、そうでない人も沢山いると思いますので、そこらへんのお話をしたいと思います。
目次
始める季節
ルアー釣りは一年中楽しめます。ただ、季節によって当然釣れる魚は変わってきます。そのためルアー始める季節がいつかによってタックルなどを揃えていきましょう。
*)関東圏中心のため、他の地域では微妙に変わりますので、注意してください。
1月-3月
初心者であれば、この時期は間違いなくメバル。俗にいうメバリングですね。
アフターのシーバスもこの時期のメインターゲットとなりますが、難易度は一気に上がるのでまずはメバルを釣ってルアー釣りの感覚を掴むのが断然オススメです。
もしかしたら尺超えるメバルにも出会えるかもしれません。
尺メバル釣ったときの記事はこちら
4月-6月
まだまだ夜のメバリングで良さそうですが、5月中旬くらいになるとメバルも渋くなってきます。
そうなるとこの時期一番ルアー釣りするのには難しくなります。(←個人的に)
なぜ難しいかというと青物狙うにしても時期が早く、シーバス、ヒラスズキはルアー釣りを始めるターゲットとしては難易度が高い。さらに根魚となると根がかり上等な釣りになるため、初心者はこれで嫌になってしまう気がします。個人的にもこの時期特に5-6月は1年通して一番、迷いが生じる時期で釣果も落ちてしまいます。
ではこの難しい時期に何を狙うかですが、比較的釣果が出やすいのは太刀魚。特に東京湾では5月ー6月に太刀魚が回遊してくるタイミングがあります。
横須賀から八景島対岸、福浦岩壁(今は工事中2021.8現在)近辺でこの時期釣れだすのでルアー釣りとしては比較的簡単なターゲットになりますので私のオススメです。
東京湾5月に釣れたF5太刀魚
7月-8月
ちょっと小刻みな季節で割りましたが、7月になるとだいぶルアーで釣れる魚が多くなってきます。
カマス、アジ、サバ、青物、太刀魚、チヌ、マゴチと場所は限定的ながらもしっかり釣れるようになるはずです。
カマスに関しては三浦半島の南部の磯で釣果のピークを迎えますが、磯になるため、磯仕様のタックルや安全装備が必要になります。これについては改めてどこかで記事にしたいと思います。
そのため、この時期釣りを始めるなら好きな魚種を選び放題ですw
7月はカマス がいっぱい釣れる時期です。
9月-10月
もうこの時期は青物、アオリ、アジ、太刀魚、マゴチなど様々な魚が釣れるピークを迎えます。
どんな場所、時間、魚を釣りたいのか皆さんのスタイルに合わせて選択しましょう。
秋は色々な場所で青物と出会うことができます。
11月-12月
この時期になると東京湾奥の方ではまだ青物は釣れていますが、徐々に釣果として厳しくなってきます。そのため、この時期に青物を始めるというのはオススメしません。
本格的なアングラー達は産卵前のシーバスがメインターゲットになります。シーバスを始めるならまさにこの時期からだと思っています。ただ、アジ、太刀魚なども東京湾では釣れていますので、確実に釣果をあげるのであればアジが良いかもしれません。
どこで釣りをするか?
釣りを始めるにあたりとても重要な要素となります。なぜならこれによって後述するタックル、装備が全然変わってきます。
堤防
実は関東で堤防釣りできる所って指で数えるくらい少なくなってきています。沖堤防であればまだまだ行けますが。。スニーカーでも行けるし足場も良いのではじめた頃はオススメです。
ただし、柵とかあるわけではないのでライフジャケットは必須となります。
岸壁
波除け用に作られた岸壁から釣りできる場所があります。足場もスニーカーで良く、ただし岸壁の上に乗ってできないため、脚立などを持ってやったりするので堤防に比べると気軽さはかけます。
注意点は、岸壁には絶対乗って釣りしては行けません。たまにやってる人います。危ないので絶対にやめましょう。
漁港
こちらも関東で釣りができる漁港はかなり数が限られてきていますが、スニーカーで行けるしアジも冬はメバルなどライトタックルで楽しむことができるので初心者はまずは漁港を中心にやるのが良いかもしれません。
こちらも柵とかあるわけではないのでライフジャケットは必須となります。ってか釣り=ライフジャケットです。
磯
初心者でいきなり磯デビューというのは、余りオススメしません。考えることが沢山増えるのでまずは漁港、堤防が中心になります。
サーフ
関東でいえば、湘南、西湘地方、三浦海岸、千葉の外房などポイントは沢山あります。サーフで年間通して釣果を出し続けることは難しいですが、ヒラメ、マゴチ、青物などのターゲットも狙えます。ただし、漁港ほどの気軽な格好というわけには行かず、基本的にはウェーダーを履く、フローティングベストが必要になります。
時間帯は?
時間帯も重要な要素なので軽く触れておきます。
ルアー釣りやっててあくまで感覚ですが、一番釣れるのが朝マズメで間違い無いんじゃないでしょうか。もちろん、昼でも夕まづめ、夜でも釣れますが、朝マズメの釣果が圧倒的ではないかと思います。
朝マズメ
先ほどもお伝えした通り、ローライトな時間帯から1、2時間は釣りのチャンスタイム。特に回遊魚(青物、太刀魚、シーバス)はこの時間で爆発することがよくあります。
デイゲーム
朝に比べ釣果は限定的になりますが、カマスなどは昼でも普通に釣れたり、秋であればアオリ、青物の回遊も昼にあります。また夏であればマゴチなども狙うことができます。
夕マズメ
夕方の回遊も朝マズメの次に多い印象があります。日没前の1時間でアジが回ってきたり、カマス 、サバが回って来ることが多いです。
夜
夜の釣りの対象は、アジ、メバル、太刀魚、アオリ、シーバス、サバ、カマス、根魚。青物は残念ながら釣るのは難しくなります。
タックルを揃える
釣りたい魚種が定まったところでタックルを揃えていきましょう。
はじめてタックルを揃えるのも一苦労ですよね。ロッドの良し悪しもわからないまま揃えないといけないのでどうしたら良いかわからないのが正直なところだと思います。
なので初心者が押さえておくべきポイントだけまとめておきます。
ロッド
釣りたい魚種によってロッドがダイワやシマノなどのメーカーから出ているのでまずはそれで選ぶで良いでしょう。ここでは選ぶ際の重要なポイントだけ
硬さ
ロッドの硬さについては厳密にいうと色々ありますが、最初はざっくり覚えておけば良いです。
ロッドにはL,M,Hなどと表記されています。Lは柔らかい、Hは硬い。MLであればMほど硬くなくLより柔らかくない。こんなイメージで大丈夫です。
で柔らかい、硬いどっちを選ぶかはこれもざっくり柔らかい方が魚のあたりがわかりやすくバラしにくい、でも万が一大きな魚をかけた場合に柔らかいと魚を寄せるのにかなり苦労します。そのくらいの感覚で最初は大丈夫です。
硬さはどうしても好み部分も多いので投げやすい、しゃくりやすい、あわせやすいなどのフィーリングで少しずつ自分好みの固さを見つけていきましょう。
長さ
長さを選ぶのにはどこで釣りをするかが重要になります。周りに障害物がなく、さらに足場が高いところでは迷わず長めの竿を選びましょう。逆に障害物が多いもしくは足場が低いような場所では短めのタックルが扱いやすくなります。
適合ルアー
ロッドの仕様を見ているとわかりますが、何gのルアーが投げられるかが必ず記載しています。
やりたい釣りに対して何gのルアーを投げるかということになりますので、ルアーウェイトをチェックからロッド選ぶというのもありです。ちなみにMAXとMinのルアーサイズはやはり少し扱いづらいのでminの重さから2割以上、Maxの重さから2割以下のルアーの重さを投げることを想定してロッドを選ぶと良いと思います。
リール
ベイトリールはライントラブルも多いのでスピニングリール中心で考えると良いです。
スピニングリールで釣りを始める上で押さえておきたいポイントを説明すると
番台
スピニングリールを調べているとわかりますが、1000番台から5000番台(ショアでやる場合)を選ぶ必要があります。ざっくりいうと番台が小さい方が軽く、1回転で何m巻ける距離も短くなります、番号がデカくなればその逆。
アジやメバルなどのライト系を対象にするのであれば、番台は小さく、中型の青物であれば番台が大きく。そのくらいの感覚で良いと思います。
巻き取り長さ
これは1回転でどのくらいの距離巻けるかを表しています。例えば、メバルのようにルアーをゆっくり巻く必要がある魚種の場合は1回転で巻ける距離が短い方が魚の反応が良いです。なぜなら1回転で多く巻けるリールだと手の回転をゆっくり一定にする必要があり、ゆっくり一定に巻くことがやってみると意外と難しいことがわかります。
逆に青物のようなある程度、ルアースピードを出す魚種に関しては1回転で長い距離巻けるルアーの方が効率的です。さらに実際に青物ヒットした時も1回転で巻けるスピードが速くなることで魚を寄せやすくなります。
ちなみに1回転で巻ける距離は頭に入れておきましょう。なぜならキャストしたときに何m飛んだかはキャストしルアーが着水してから巻いた回数でおおよその距離が計算できます。
次回以降
今回はこのくらい詰め込めば一歩前進ですかね?
次回以降は魚種に合わせたライン、ルアー、釣り方について記事にしていきたいと思います。