2025/5/17更新
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雨の後のエギングの釣行結果
昨日のエギングでほげた事で思考が答えを求めてフル回転してる。
去年からエギング始めたので、経験足りてない中で自分なりにパターンを作って気持ちのよりどころにしているが、
昨日のパターンでいうと、
若潮、満潮前後、北東4m
基本的に若潮の場合は潮位差が余りでないが、風があれば流れができ、魚が溜まりさえすれば爆釣する事がある。
これはイカも同じなはず。(過去の経験として)
昨日はこのパターンがハマる想定だったが、
5時間やり通してほげた。
ここで、シーズナルパターンの終了を考えるが、まだシーズンインしたばかりなのでこれはない。
次に前日から振り続けた雨の影響。
ネットで調べてみると、シャロー帯に入るイカは水潮に敏感らしい。
逆に雨でも釣れてるという情報もあり、なかなか判断が難しい。
一つ仮説をあげるとすると、
一昨日は長潮。
潮の入れ替えがあまりない。
陸で降った雨が海に流れる。
この雨水が、長潮のため潮の入れ替えが余りなく、イカが寄らなかった。
この仮説が現状、有力
とはいえ、雨の後のアオリイカの生物的観点もまとめておこうと思う。
二枚潮とは何か?
海に雨が降ると、水が二層に分かれることがある。これが「二枚潮」。
原因:
- 雨水(淡水)は塩分なし→軽い→上に浮く
- 海水は塩分あり→重い→下に沈む
- 温度差も関係している→上と下で水温が違うと層ができやすい
特徴:
- 上層:雨水(淡水)
- 下層:海水
- 風や潮の動きが少ないときに発生しやすい
アオリイカが雨水を嫌う理由
1. 水が体に入りすぎる問題
- アオリイカの体液:海水より薄い・淡水より濃い
- 淡水に触れると→浸透圧で水が体内に入りすぎる→細胞が膨張
- 急な環境変化に対応できない→逃げる
2. 体の機能低下
- 塩分急減→神経・筋肉の働き悪化
- ナトリウム・カリウムのバランス崩れる
- 水と塩を同時調節できない→体の機能不全
3. 体力消耗
- 薄い水中でバランス維持→エネルギー大量消費
- 常に塩を捨てる作業も必要
- 結果:エサ取り・移動力低下→釣りにも反応しなくなる
4. 視覚への悪影響
- アオリイカの視力:約0.6(人間並み)
- 視野:片目で180度、立体視も可能
- 雨で海が濁る→優れた視覚が使えない
- エサ捕食・危険回避が困難に
アオリイカの行動変化
- 濁りを避けて→沖の深い場所へ移動
- 水深のあるボトム~中層を好む
- 視力が利かない環境は避ける傾向
以上の理由から、雨の後はアオリイカは浅瀬を避け、深場に移動する習性がある。