釣行データ|2026年8月・三浦半島
- 場所:三浦半島(青物実績ポイント)
- 本命:ワラサ
- 時期:2026年8月
前提|今年は「青物を釣る」ではなく「ワラサを釣る」
前回の記事で書いたとおり、今年は目的を切り替えた。
👉 今年は「青物」ではなく「ワラサ」を釣る|視界を広げる2026
これまでの私のパターンは、いつも同じだった。
青物を釣る = イナダの数 + α でワラサ
「青物を釣る」が目的なら、過去の実績から潮位・風・季節を組み合わせれば、それなりに結果は出る。これはこれで楽しい釣りだ。
でも——毎年、同じ成功パターンをなぞっているだけでもある。
それはあくまでひとつの成功パターンであって、三浦半島全体で見れば、もっといろんなパターンが存在するはず
成功パターンは厄介|短期的な報酬を脳が求めてくる
過去の成功パターンというのは、とにかく厄介。
短期的な報酬を脳が求めてしまい、意識しないとそちらを選んでしまう。
「そっちのほうが釣れるし楽しいじゃん。所詮釣りなんだからそれでいいでしょ」——そんな悪魔の囁きが常に聞こえてくる。
でも、三浦半島でルアーで釣れる魚の生態をもっと知って、極めていきたい。
それを実現するなら、短期的な報酬を捨ててでも、長期的に成功につながるほうを選べばいい。
そんなわけで今年は、今までの「青物を釣る」という考え方を一度捨てて、「ワラサを釣る」にスコープを当てて挑戦している。
7月〜8月前半|潮色は最悪、カマスは異常繁殖
とはいえ、今年は7月から釣りを再開したばかり。
さらに7月〜8月前半は、とにかく三浦半島の潮色が悪かった。
- 濁り・水潮がなかなか抜けない
- 異常にカマスが繁殖
- ワラサどころか、ワカシにすら出会えない
そんななか、8月のお盆に台風がきた。それに伴って潮色が回復した日を狙って、ワラサを狙いに行くことに
1釣行目|まずは過去の実績条件をトレースするところから
正直、「ワラサを狙う」と言っても、どこから手をつければいいのかというところからのスタート。
なのでまずは、過去にワラサが釣れた場所・潮位・風と条件が一致するタイミングをトレースするところから始めた。
ただ、ルアーを投げればどこもカマス、カマス、カマス。
しかし、鳥の動きがなんだか怪しい。潮も効いている。
そこで、普段はあまり投げないミノーから、定番ルアーに持ち替えて探ることにした。
ジグパラサーフでドン
定番のジグパラサーフで探っていると——
ドン!
引きの重さでワラサ確定。
波があってランディングには多少手こずったが、無事キャッチ。

うん。これはまぐれだ。
狙ってはいたけど、まぐれ(笑)
その後もヒットしたが手前でプッツン。。
立てた仮説|カマスが突然消えるのは、追われているからでは?
2日後、同じ場所を狙いに行くにあたって、ひとつ仮説を立ててみた。
マズメに釣れるカマスって、突然消える瞬間がある。
それって実は、ワラサとかに追われて散らされているんじゃないか?
もしそうなら、カマスが食ってくるルアーではなく、長めのシンキングペンシルなどで狙えば、カマスを避けてワラサだけ拾えるのでは——?
2釣行目|かっ飛び棒の遠投で即ヒット、そしてバラシ
ということでこの日は、カマスがあまり食ってこないルアー=かっ飛び棒で遠投。
すると、すぐさま——
ドン!
ワラサ確定。キタコレ。
まぐれではない?
……が、かなり沖で食ったのでバラシ。
まだいるはずと投げ続けるもノーバイト。周りを見渡しても、その後はイナダすら掛からず。
キャッチはできなかったが、ワラサ狙いに少し光が見えた釣行だった。
中断期間|イナダが回りだした矢先に、また激渋へ
ちょうどそのタイミングから、三浦半島全体でイナダも釣れ出した。
ようやく本番か——と思った矢先に、また潮色が悪くなって激渋状態。
釣れるのはホゲとカマスのみ。
ただ、今年はスーパーエルニーニョの影響か、台風が頻繁にくる。
つまり、海がリセットされるタイミングも頻繁にくるということだ。
3釣行目|仮説の再現性を確認しにいく
台風で海がリセットされたタイミングで、再度ワラサを狙いに。
今回のテーマは明確で、前回の「カマスを狙ってくるワラサパターン」が偶然だったのかどうかを確かめること。
この日もかっ飛び棒で探るも、やはりカマスの猛攻……。
鳥が右往左往しているので何らかしらの青物は入ってそう。
できるだけカマスを避けるために遠投して、左右を探る。
すると——
ドン!
ワラサ確定。キタコレ。
まぐれではない?
2回続いたので、狙い通りと言っていいよね?(笑)
少しこなれてきたのか、今回は余裕をもってランディング。

なかなか良いサイズ。
周りを見渡してもこの一本だけ。
これは狙い通り?
いや、さすがにそんな単純なものではないでしょうー。
現時点のワラサパターン仮説まとめ
今回の3釣行で見えてきたことを整理しておく。
- 台風後、潮色が回復したタイミングを狙う
- ベースは過去にワラサが釣れた場所・潮位・風のトレース
- 鳥の動きは判断材料として効く
- マズメのカマスが突然消える=ワラサに散らされている可能性あり
- カマスが食う小型ルアーではなく、細長いシンキングペンシル(かっ飛び棒)で遠投して避ける
- 遠投して左右を広く探ることでカマスの層をかわせる
この考え方で合っているのか、まだ確信は持てない。
同様に、他のワラサが釣れたことがある場所・潮位でも成立するのかは、次回以降の宿題としたい。
まとめ|「カマスが消える瞬間」を次も追いかける
「青物を釣る」を捨てて「ワラサを釣る」に絞ったことで、今まで見えていなかった仮説がひとつ出てきた。
こうやって仮説を立てて、検証して、少しずつ三浦半島の解像度を上げていく釣りは私には面白い。
次回は、別の実績ポイント・別の潮位で、このカマスパターンが再現するかを確かめに行く予定
ではまた




