三浦半島のカマス釣り|4年通って分かった場所の見つけ方・釣り方・年ごとのパターン

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三浦半島のカマス、4年追い続けてる

最初はショアジギングの外道だった。ナメてた。でも食べたら美味すぎて、ちゃんとやれば20匹とか普通に釣れるパラダイスだと気づいた。

2020年から4年、毎年夏はカマスのことばかり考えてる。ルアー単体で数釣りするのが楽しい。パターンを掴む過程にゲーム性がある。

4年分の知見を全部まとめる。

まずカマス漁船を探せ

最重要の判断基準が「カマス漁船」。夜明け前に磯や堤防に着いたら、岸近くにライトをつけた小舟がいないかチェック。カマスを集めて網で獲る漁師さんの船だ。

カマス船が多いエリアは魚影が濃い。急にいなくなったら魚が抜けた合図。2020年に気づいてから一度もブレてない判断基準。

2024年7月、例年なら絶対いるはずの時期にカマス船がゼロだった。ラニーニャで水温が上がらず、産卵スケジュール自体がズレてた。結局8月にようやく見つけた

入っていれば3投以内に答えが出る。ローライトの時間帯に投げて反応なければ、そのポイントにはいない。粘っても意味がない。

カマスが溜まる地形

一番いいのは深場から駆け上がりになっている磯。カマスは駆け上がりながら浅場のマイクロベイトを捕食する。4年経っても変わらない鉄則。

漁港は秋口から。夏に数を出したいなら磯の駆け上がり一択。

ランガンしながらフォールで食うラインを探す。反応があったらそのラインをリフト&フォールで丁寧に攻める。駆け上がり周辺にカマスが居着いていることが多い。

ローライトが全て

でかい赤カマスはローライトの時間帯にしか出会えない。

ローライトからの1時間が勝負。朝マズメなら日の出前後、夕マズメなら日没前後。この短い時間に集中して数を出す。

2023年にローライトの1時間で19本釣った。こういう爆釣はローライト限定で起きる。

2023年ローライトで1時間19本のカマス爆釣
2023年カマス爆釣の釣果

真っ昼間にスーパー時合が来ることもあるけど、それは読めない。再現性を求めるならローライトに賭けるべき。

若潮の朝のソコリ(干潮からの上げ始め)のタイミングで、夜に溜まったベイトを日の出と共にカマスが一斉に食い始めるパターンもある。潮と光の条件が揃うと祭りが始まる。

食いが浅い日の切り札 ― メタルマル14g

2024年の最大の発見。

ジグで「コツン」としか当たらない日。フッキングしない。こういう日にメタルマル14gのリフト&フォールを試したら、嘘みたいに乗り始めた。チートルアーだと思ってる。

2024年メタルマルで釣ったカマス
メタルマル14gのカマス釣果

デメリットはリーダーの消耗。リフト&フォールするとカマスがリーダーを噛むので、こまめにチェックしないと切られる。

普段のメインはジグパラサーフ28g。広範囲を探れてバラシも少ない。メタルマル14gは食いが浅い日の切り札として持っておく。

横の釣りで数を伸ばす

カマスの反応が鈍くなった時、レンジを変える「縦の釣り」より方向を変える「横の釣り」が効く。

正面で反応がなくなったら左へ、止まったら右へ。群れは思ったより横に広がってるし、プレッシャーのかかってない方向にキャストするだけで再びヒットする。

この横の釣りで1時間19本を達成した。縦だけで考えてたら途中で止まってたと思う。

スレとの戦い

カマスはスレるのが早い。普通の日は2匹釣ったらもう反応が鈍くなる。

「2匹釣ったらそのピンから離れる」をルールにしてる。溜まりポイントを2〜3箇所見つけておいて、ローテーションで攻める。一箇所で粘らないのがコツ。

ルアーチェンジも有効。カラーやサイズを変えるだけで再び食ってくることもある。

年によって全然違う ― シーズンの話

例年のパターンだと、6月下旬〜8月末に産卵前の水カマス・赤カマスが釣れる。盆明けの秋の台風で去っていくイメージ。

ただし年によって全然違う。2024年はラニーニャで水温が上がらず、6月末の時点で全く入ってこなかった。「ここ数年で間違いなく釣れるパターン」が通用しない年がある。海は毎年変わる。

カマスの時合は「時間と場所に正確」。溜まる場所を見つけたら、何時に時合が来たかも記録しておくといい。「このポイントは14時頃にスイッチが入る」みたいなパターンが掴めると、釣行の組み立てが変わる。

カマスの先に青物がいる

カマスを追ってワラサが入ってくるパターンがある。2021年にカマスからのワラサを経験したし、2023年にもカマスの大群の後に鳥山が立った。

朝マズメの流れ:まずカマスが食い始める→青物が入ると、カマスは隠れる→青物優勢の時間帯に切り替わる。

2023年11月にはローライトの時間帯にカマスにつく青物を狙うという釣り方もあった。カマスが溜まっているポイントに、ローライト限定で青物が差してくる。カマス釣りが青物への布石になる。

ローライトパターンでカマスにつく青物

カマスのポイントを知っていることが、そのまま青物のポイント開拓につながる。

鼻でカマスを探知する域に達した

2024年8月、磯に立った瞬間「あ、これミズカマスの匂いだ」と思って投げたら、本当にカマスがいた。

2024年カマス前夜祭の釣果

4年やるとこうなる。カマス船チェック、地形の読み、ローライトの集中、ローテーション、横の釣り、メタルマルの切り札。全部やった上で最後は嗅覚。もはや科学ではない。

カマスは美味い。干物にしても塩焼きにしても家族に喜ばれる。三浦半島でカマスを狙ってる人はぜひ、カマス船チェックから始めてみてほしい。

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