三浦半島の青物が開幕する瞬間|2024年6月の実釣レポートと開幕を見極める3つの判断

2026/2/17更新

この記事でわかること

  • 三浦半島の青物はいつ・どんな条件で開幕するのか
  • 開幕初期に「外す磯」と「当たる磯」の判断基準
  • ジグで乗らない時にプラグで獲るルアーローテーション
目次

三浦半島の青物開幕は「6月下旬」が目安

三浦半島の青物シーズンは例年6月下旬に始まる。ただし「開幕した」と言えるのは、ベイトが安定して接岸し、毎朝のように回遊が確認できるようになってからだ。

2024年は例年と違うパターンが続いていた。いつもの場所でいつもの釣り方が通用しない。そんな中で迎えた6月下旬の日曜日、ようやく青物の開幕を実感した一日の記録を残しておく。

朝4時:最初のポイントで「今年は違う」と確信

南風3m。南風でベイトが寄りそうなポイントを選んでエントリーした。

先行者が一名。挨拶して隣に入り、最近パターンになりつつあるローライトエギングからスタート。しかし潮位が低くてイマイチ反応がない。

明るくなってきたのでカマス調査にシフト。このポイントは小潮〜長潮でカマスが爆釣する場所だ。入ればすぐに答えが出るはずなのに、ルアーを何度変えてもノーバイトが続く。

こうなると、このポイントは厳しい。今年はやはりここ数年と違うパターンだ。

ここで判断を迫られる。粘るか、移動するか。

4時50分:「大きく移動する」という決断

南風でベイトが入りそうなポイントは2箇所思い浮かんだ。どちらに行くか悩んだが、今年は例年と違うなら、あえて大きくエリアを変えてみようと決めた。

移動の途中、三浦海岸を通ると人がめちゃくちゃ多い。どこかで情報が出ているのかもしれない。でも潮位が低いし南風だし、さすがにサーフで青物は厳しいんじゃないか? そう思いながら次のポイントへ向かった。

到着直後:「入ってる」という直感

ポイントに着いた瞬間、「あっ、入ってる」と直感した。

何が違うのか言語化するのは難しいが、海面の色が違う、空気が違う。釣りを続けていると、こういう「匂い」がわかるようになる。

ポイントまで歩いて移動すると、デカめのボイルが見えた

キタコレ。

ジグパラサーフで毎投ヒット、しかし全バラシ

とりあえずジグパラサーフを投げると1投目からヒット!

しかし、バラす。

次も、その次も。毎投ヒットするのに全部バラす。開幕直後の小型ワカシはフッキングが浅くなりやすい。ジグのトレブルフックだと口切れしやすいのだ。

スイングウォブラーに変えた瞬間、釣り堀になった

スイングウォブラーに変更すると、状況が一変。

毎投げては釣れる。完全に釣り堀状態。

ずっと釣れる。小さいのから……

小さいのまで笑

途中からデカいの狙いにルアーを変更すると、デカめのシイラが掛かる。しかしジャンプでバラし。やはりシイラのエラ洗いは強烈だ。

ウォブラーに戻すとワカシが連発。

デカい回遊がなくなったところで終了。朝一からこのポイントに入っていたら、もっとサイズが期待できたかもしれない。

ただ、完全に青物をロックオン。しばらくは楽しませてもらえそうだ。

この釣行から学んだ「開幕を見極める3つの判断」

この日の経験を振り返ると、青物の開幕時期に釣果を出すための重要な判断が3つあった。

判断1:「例年のパターン」に固執しない

最初のポイントでカマスが全く反応しなかった時点で、「今年は例年と違う」と判断した。毎年同じポイント・同じパターンで釣れるとは限らない。海の状況は毎年変わる。特に黒潮大蛇行が終息した2025年以降は、それ以前とは回遊パターンそのものが変わる可能性がある。過去の成功体験に縛られず、目の前の海を読むことが大事だ。

判断2:見切りをつけて「大きく」移動する

最初のポイントがダメだった時、隣の磯に移るのではなくエリアごと大きく変えた。開幕直後の青物は群れが小さく、特定のポイントにしか入っていないことが多い。近距離の移動では同じ「ハズレエリア」にいるだけになる。車を出して数km単位で動く決断が必要だ。

判断3:ジグで乗らないならプラグに変える

ジグパラサーフで毎投ヒットしても全バラシ。ここで「フックサイズを変える」「ジグの重さを変える」ではなく、ルアーのカテゴリごと変えたのが正解だった。開幕直後の小型ワカシはジグのトレブルだと口切れしやすい。スイングウォブラーのようなプラグはフッキングが深くなりやすく、キャッチ率が劇的に上がる。

ルアー ヒット数 キャッチ数 キャッチ率
ジグパラサーフ 多数 0 0%
スイングウォブラー 多数 多数 ほぼ100%

三浦半島の青物開幕を察知するサイン

毎年この時期になると「今年はもう始まった?」と気になるもの。私が開幕を判断するサインをまとめておく。

サイン 具体的な兆候 判断
ベイトの接岸 カタクチイワシ・小サバの群れが磯際や堤防周りに見える 開幕間近
ボイルの発生 朝マズメに水面が割れる。鳥が低空飛行している 開幕
サーフに人が増える 三浦海岸などサーフに普段見ないほどの人がいる 情報が出回っている=開幕済み
水温 相模湾の沿岸水温が20℃を超えてきた 条件は整った
風向き 南風が2〜3日続いた後 ベイトが寄っている可能性が高い
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